デジタルデトックスのすすめ 〜スマホから少し離れてみた話〜
気がつけば、私たちの生活のほとんどがスマートフォンやパソコンに囲まれています。朝起きてすぐにスマホを手に取り、夜寝る前までスクロール。情報がすぐに手に入り、誰とでもすぐに繋がれる時代は便利だけれど、少し疲れてしまうこともありますよね。
スマホに「支配」されていない?
ある日ふと、自分のスマホのスクリーンタイムを見て驚きました。1日に6時間以上、画面を見ていたのです。仕事や調べものもあるとはいえ、これではまるで「スマホに使われている」ような気分になってしまいました。
デジタルデトックス、やってみた
そこで私は、週末の2日間、意識的にスマホを触らない生活を試してみることにしました。完全にオフにはせず、緊急の連絡だけは取れるようにしながら、SNSやニュースアプリ、動画サイトは一切見ないルールです。
最初の数時間は落ち着きませんでした。無意識にスマホに手を伸ばしそうになったり、通知が来ないか気になったり。でも、次第にその不安は静かになり、代わりに本を読んだり、散歩をしたり、久しぶりに料理をじっくり作ったり。時間の流れがいつもよりゆっくり感じられました。
心に余白が生まれる
2日間スマホから離れて感じたのは、「自分の時間」を取り戻した感覚でした。常に誰かの投稿やニュースを追いかけていた脳が休まり、考えごともクリアに。人と比べることもなく、ただ自分のペースで過ごす心地よさ。
もちろん、デジタルは現代に欠かせない便利なツールです。でも、使い方を間違えると、私たちの「今」を見失ってしまうこともあるのかもしれません。
少しの「距離感」がちょうどいい
デジタルデトックスは、毎日しなくてもいい。でも、たまにスマホを置いて過ごす時間は、思っている以上に心と体をリセットしてくれます。週末の1時間でもいい。スマホから離れて、自分の内側と会話する時間を作ってみてはいかがでしょうか?
おわりに:
情報に囲まれた時代だからこそ、何もしない時間に価値があるのかもしれません。心に余白をつくること。それが、忙しい現代人にとって、いちばんの贅沢なのかもしれませんね。