SSHD(ハイブリッドドライブ)の選び方とおすすめについて
SSHD(Solid State Hybrid Drive)は、HDDとSSDの特性を組み合わせたストレージで、パソコンやゲーム機器において性能とコストのバランスを求める方に適しています。以下では、SSHDのメリット、選び方、おすすめ製品について詳しく紹介します。
SSHDのメリット・デメリット
メリット:
- SSDとHDDの中間の性能を持ち、データの読み込みが速い。
- SSDよりも低コストで導入が可能。
- OSやアプリの起動が速く、作業効率が向上する。
デメリット:
- 消費電力が大きく、駆動音がある。
- SSDほどの書き込み速度向上は期待できない。
- 選択肢が少なく、容量やサイズの選択肢が限られることがある。
SSHDの選び方
- 適合するサイズを選ぶ:
- ノートパソコンやPS4などには2.5インチ、デスクトップパソコンには3.5インチを選びます。特にPS4では、9.5mm以下の厚さに留意が必要です。
- 容量の選定:
- 写真や文書など基本的な作業には500GB~1TBが適しています。
- ゲームや動画の保存が多い場合は2TB以上を検討しますが、大容量のSSHDは市場での入手が難しい場合もあります。
- ディスク回転数のチェック:
- データの処理速度を重視する場合、高速な回転数(rpm)のモデルを選びます。一方で静音性を重視するなら低回転数でも良いです。
- 保証期間の確認:
- 長期的な使用を考えると、保証期間が長い製品を選ぶと安心です。
SSHDのおすすめ製品
- シーゲート(SEAGATE) 2.5インチSSHD ST500LM000
- ノートパソコンやゲーム機に適したコンパクトな2.5インチモデル。
- 5400rpmの回転速度と高速NANDフラッシュを搭載し、性能と静音性を両立。
- シーゲート(SEAGATE) FireCuda ST1000LX015
- ゲームや動画の保存に最適な1TBモデル。
- 5400rpmでコストパフォーマンスに優れ、コンパクトな2.5インチサイズ。
- シーゲート(SEAGATE) SSHD ST1000DX001
- デスクトップパソコン向けの3.5インチモデル。
- 7200rpmの高速回転数と5年保証で、高いパフォーマンスと耐久性を提供。
- 東芝(TOSHIBA) 内蔵ハイブリッドドライブ MQ01ABD075H
- 2.5インチで750GB容量、静音性に優れた5400rpmのモデル。
- 優れたデータ処理速度と低価格を実現。
まとめ
SSHDは性能とコストのバランスが良いストレージとして、多くのユーザーに推奨されています。適切なサイズ、容量、性能を考慮し、自分のニーズに合った製品を選ぶことが重要です。それぞれの製品の特性やレビューを確認しながら、最適なSSHDを見つけてください。